「チャットワークはオワコン」「もういらない」といった声を見かけて、不安になっていませんか。
SlackやTeamsへ乗り換える話も聞こえるなか、このまま使い続けて大丈夫かと迷う人は少なくありません。
毎日使っているツールだからこそ、「本当にこのままでいいのか」という迷いは大きいものです。
結論からいえば、チャットワーク(Chatwork)はオワコンではありません。中小企業を中心に、いまも現役で広く使われているサービスです。
ただし「会話が埋もれる」「話題が流れる」といった不満が実在するのも事実です。
この記事では、オワコン・いらないと言われる理由を事実ベースで検証し、乗り換える前に試したい解決策までを整理します。
- ・話題ごとにスレッド返信で会話を整理
- ・テーマや目的毎にチャンネル作成
- ・未導入の相手にもチャットはそのまま届く
チャットワークはオワコン・いらないと言われるのは本当?

まずは「オワコンかどうか」を、イメージではなく利用状況の事実から確かめておきましょう。
中小企業を中心に、いまも現役で使われている
チャットワークは、日本国内で利用者数No.1のビジネスチャットです(Nielsen NetView調べ・2025年7月度)。
運営元のkubell(旧Chatwork株式会社)の決算資料でも、登録ID数は約792万に達しています(2025年12月期第3四半期時点)。
導入した企業は約95万社、毎日使うアクティブユーザーは約178万にのぼり、いずれも前年から伸びています。
とくに従業員300名以下の中小企業や、建設・製造・士業といった非IT系の現場で根強く使われているのが特徴です。
数字の上でも、チャットワークを「終わったサービス」と呼ぶのは実態と合っていません。
「オワコン」と言われる背景を先に整理する
では、なぜ「オワコン」「時代遅れ」というイメージが生まれるのでしょうか。
語られる理由をざっくり分けると、次の3つの方向に整理できます。
- スレッド機能がなく会話が埋もれるという機能面の不満
- SlackやTeamsにIT企業のシェアを奪われたという市場の話
- 過去の炎上や障害、古い口コミが残した印象
いずれも一理ありますが、なかには撤廃済みの制限を今も引きずった誤解も混じっています。
この記事では、理由をひとつずつ「実際はどうか」まで踏み込んで見ていきます。
チャットワークがオワコン・時代遅れと言われる理由
ここからは、オワコン・時代遅れと言われる具体的な理由を、実際の使われ方と照らして検証します。
同じ不満でも、ツールそのものの問題なのか、使い方で補える問題なのかで、取るべき対応は変わります。
スレッド機能がなく会話が埋もれやすい
もっとも多い不満が、チャットワークには会話をトピックごとに分ける「スレッド機能」がない点です。
1つのグループチャットに複数の話題が時系列で流れ込むため、議論が混ざり、前の会話が埋もれやすくなります。
たとえば、進行中の案件の連絡と雑談が同じ画面に混ざり、大事な決定事項があとから探しにくくなります。
SlackやDiscordのようにトピックごとに会話を束ねられないことが、「使いづらい」「仕事に向かない」という批判の中心になっています。
ただ、これはChrome拡張機能を使えば、チャットワークの画面にスレッド表示を後付けして解決できます。
スレッドの考え方はチャットワークにスレッド機能はある?で、埋もれる原因はチャットワークで会話が埋もれるでくわしく解説しています。
SlackやTeamsにIT企業のシェアを奪われた
かつてビジネスチャットの代表格だったチャットワークは、その後SlackやマイクロソフトのTeamsに押される場面が増えました。
Slackは開発者やIT系の企業に、Teamsはマイクロソフト製品と一体で使える点が支持され、シェアを伸ばしています。
この構図が、「Chatworkは負けた=オワコン」という語られ方につながっています。
ただし、それぞれが勝負している土俵は必ずしも同じではありません。
チャットワークはITに詳しくない中小企業や、社外の取引先とのやり取りを得意としており、そこでは今も強い存在感を持っています。
国産で日本語サポートが手厚い点や、社外の相手を招きやすい点も、根強く選ばれ続ける理由です。
UI・機能に古さや物足りなさを感じる声
「画面が古い」「検索しても目的のメッセージが見つからない」といった声も、時代遅れの印象を強めています。
文字装飾が太字や色付けに対応していないなど、他ツールと比べて機能が控えめな面があるのは確かです。
一方で、そのシンプルさは「ITが苦手な人でも迷わない」という長所の裏返しでもあります。
装飾や検索の使い勝手も、ここ数年のアップデートで少しずつ改善が進んでいます。
操作面の具体的な不満と対処法はチャットワークは使いにくい?で整理しています。
フリープランの制限強化・料金改定への不満
無料プランの制限が段階的に強化されたことも、「改悪された」「使えなくなった」という不満を生みました。
とくに、過去のメッセージが直近40日分しか閲覧できない制限は、無料ユーザーに大きく影響しました。
無料の範囲でずっと使い続けたい人にとっては、この40日の壁が最大のネックになりがちです。
この変更が、乗り換えを検討するきっかけになった人も少なくありません。
ただし、無料プランの制限には後述のとおり、すでに撤廃された古い情報も混ざっている点に注意が必要です。
過去の炎上・障害・なりすまし騒動のイメージ
過去に起きたアクセス障害や、SNSでの炎上、なりすましアカウントへの注意喚起なども、マイナスの印象として記憶に残っています。
こうした出来事の断片が積み重なり、「なんとなく危なそう」「もう古い」というイメージにつながっている面があります。
ただ、障害やなりすましは多くのオンラインサービスに共通する話で、チャットワーク特有の問題とは言い切れません。
過去の断片的な話題を、サービスそのものの評価と混同しないように切り分けて見ることが大切です。
安全性そのものは別のテーマなので、本記事では深追いせず、機能や存続の評価に絞って進めます。
「チャットワークはいらない」と言われる場面の実際
「オワコン」と並んで多いのが、「そもそもチャットワークはいらない」という声です。
どんな場面でそう言われるのか、3つのケースに分けて実際を見ていきます。
メールやLINEで足りるという意見
「連絡はメールやLINEで足りる」という理由で、チャットワークは不要だと感じる人がいます。
確かに、単発のやり取りや社外への正式な連絡なら、メールで十分なこともあります。
一方で、複数人で継続的に進めるプロジェクトでは、メールは件名やCCの管理が煩雑になりがちです。
チャットとメールは優劣ではなく、向いている場面が違うツールと考えると整理しやすくなります。
| 使う場面 | 向いているツール |
|---|---|
| 社外への正式な通知・記録を残したい | メール |
| 不特定多数への一斉連絡 | メール・LINE |
| 少人数で継続的に相談・進行する | チャットワーク |
| 気軽に素早くやり取りしたい | チャット系ツール |
自社のやり取りがどちらに近いかを考えると、「いる・いらない」の判断がしやすくなります。
有料プランはいらない?無料で十分なケース
「有料プランはいらない、無料で十分」という判断も、よくある「いらない」の中身です。
少人数で、直近のやり取りさえ追えればよいチームなら、無料プランでも十分に運用できます。
一方で、過去ログを頻繁にさかのぼる、社外の相手が多いといった使い方では制限が足かせになります。
たとえば、社内の数人だけで直近のやり取りを共有するなら、無料でも不便を感じにくいでしょう。
現行の無料プランでどこまでできるかは、後半の「古い情報のアップデート」で具体的に整理します。
取引先に合わせて使っているだけというケース
「自分は使いたくないが、取引先が使っているから仕方なく」というケースもあります。
この場合、ツールをやめる判断は自分だけでは下せず、相手の環境に合わせるしかありません。
だからこそ、「なくす」より「快適に使う」方向で工夫するほうが現実的です。
会話が追いやすくなる設定や拡張機能を入れるだけでも、受け身の利用はぐっと楽になります。
取引先とのやり取りをスムーズにする意味でも、追いやすさの工夫は自分にとってのメリットになります。
「オワコン」の根拠になりがちな古い情報のアップデート

オワコン説の一部は、すでに変わった古い仕様を前提にしています。ここでは、誤解されやすいポイントを最新の事実に更新しておきます。
グループチャット累計14個の上限は撤廃済み
「無料だとグループチャットが累計14個までしか作れない」という情報を、今も見かけることがあります。
しかし、この累計14個の上限は2022年9月にすでに撤廃されています。
古い口コミや更新されていない解説記事が、この制限をそのまま引きずっているだけです。
「作れる数が少ないから乗り換えた」という理由は、現在の仕様には当てはまりません。
情報を確認するときは、その記事がいつ書かれたものかを見ておくと、こうした誤解を避けやすくなります。
現行フリープランの制限はメッセージ閲覧40日など
累計上限が撤廃されたあとも、現行の無料プランにはいくつかの制限が残っています。
主なものは次のとおりです。
- メッセージ閲覧は直近40日以内・最新5,000件まで
- 組織外の連絡先(コンタクト)は20人まで
- ストレージ容量は組織あたり10GB
- メッセージ検索の表示は最大200件まで
逆にいえば、これらが問題にならない使い方なら、無料プランのままでも困りません。
自分のチームにとって、どの制限が実害になるかを見極めることが判断の軸になります。
無料のままで足りるのか、有料に上げるべきかも、この見極めができれば冷静に判断できます。
機能追加・サービス展開はいまも続いている
運営元は2024年7月に、社名をChatwork株式会社から株式会社kubellへ変更しました。
これはサービスの終了ではなく、事業をさらに広げていくための前向きな社名変更です。
kubellは、チャットに加えて業務そのものを支援する「BPaaS」と呼ばれる領域へ事業を広げています。
近年もモバイルアプリの改善や管理機能の追加など、地道なアップデートが重ねられています。
チャットワーク自体も更新が続いており、「開発が止まったサービス」という見方は実態と合いません。
チャットワークをやめる・乗り換える前に確認したいこと

ここまで見てきたように、不満の多くには解決策や、誤解の訂正があります。乗り換えを決める前に、確認しておきたいポイントを整理しておきましょう。
不満の正体が「埋もれる・流れる」なら拡張機能で解決できる
オワコンと言われる不満の大半は、突きつめると「会話が埋もれる・流れる」ことに行き着きます。
これはチャットワークにスレッド機能がないことが原因で、ツールそのものが劣っているわけではありません。
つまり、スレッドで会話を束ねられれば、乗り換えなくても不満の多くは解消できるということです。
その手段のひとつが、チャットワークの画面にスレッド表示を後付けするChrome拡張です。
話題ごとに会話がまとまるため、あとから見返すときも目的のやり取りにすぐたどり着けます。
会話が流れて困る具体例はチャットワークでメッセージが流れる、拡張機能の全体像はチャットワークの拡張機能で紹介しています。
スレッドワーク|クレカ不要で無料登録・スレッド表示&チャンネル追加の拡張機能

スレッドワークはChatworkにスレッド機能とチャンネル作成ができるChrome拡張機能です。普段の画面のままで、メッセージごとのスレッド返信・チャンネル作成が使え、ChattGPTやClaudeなどの生成AIと連携できます。
- 流れる会話をスレッドスレッド表示・返信(Slackと同じ感覚で使える)
- テーマ・話題ごとにチャンネル作成で会話を整理
- 相手が未導入でも使える ※中核特許技術
- ChatGPTなどの生成AIと連携で要約・チャットボットで自動化
Chatworkの「流れる・埋もれる・遡れない」という3つの問題を、ルーム構成を変えずに解決することを目的に開発しています。導入から利用開始まで最短1分で使えるようになります。
- Google登録・Chatworkアカウントと連携する
- 普段のChatwork画面でスレッド返信・チャンネル作成
- AI連携で会話を要約・チャット内をAI検索・ボット作成
クレジットカード登録不要・14日間の無料トライアル付きでご利用いただけます。Chromeウェブストアで公開中で、登録後すぐにお試しいただけます。
乗り換えのコストをかける前に、まずは今の環境を整える選択肢も検討する価値があります。
乗り換えを検討したほうがよいケース
一方で、乗り換えを本格的に考えたほうがよい場合もあります。
たとえば、次のようなケースでは移行の検討が現実的です。
- 会社としてツールを一本化する方針がある
- 高度な外部サービス連携や自動化を重視したい
- 取引先を含め、関係者の多くがすでに別ツールへ移っている
ただし、乗り換えには過去ログの移行や、取引先・メンバーへの再教育といったコストが伴います。
「不満の正体は何か」を見極めたうえで、移行コストに見合うかを冷静に判断することが大切です。
逆に、こうした事情がないのなら、慌てて乗り換えるより今の環境を改善するほうが近道になります。
よくある質問
チャットワークの欠点は何ですか?
最大の欠点は、スレッド機能がなく1つのチャットに複数の話題が流れ込むため、会話が埋もれやすい点です。無料プランの閲覧40日制限や、検索が最大200件までしか表示されない点を挙げる声もあります。ただし多くは、Chrome拡張や使い方の工夫で補えます。
チャットワークは炎上するのでしょうか?
過去にはアクセス障害や、なりすましアカウントへの注意喚起がSNSで話題になったことがあります。ただし、これらは多くのオンラインサービスに共通する事象で、チャットワーク特有の危険とは言えません。基本的な対策をしていれば、通常の利用で過度に心配する必要はありません。
チャットワークをやめたいときはどうすればいいですか?
個別のチャットを退出する、通知をミュートする、アカウントを解約するなど、目的によって手順が異なります。完全に退会したい場合は、公式ヘルプの解約手順に沿って手続きします。ただし、不満の原因が「埋もれる・流れる」なら、やめる前に拡張機能で解決できないか試すのがおすすめです。
ChatworkとSlackはどちらがいいですか?
一概には言えず、使う環境によって変わります。ITに詳しくない中小企業や、社外の取引先とのやり取りが多いならチャットワーク、開発チームや細かなツール連携を重視するならSlackが向きます。まずは自分たちの使い方に合うかどうかで選ぶのがおすすめです。
チャットワークは今後どうなりますか?
運営元のkubellは、チャットワークを軸に業務全体を支援するBPaaS事業へと展開を進めています。登録ID数や導入社数も伸び続けており、サービスがすぐに終了する兆候は見られません。今後も、中小企業向けの基盤として発展していくと考えられます。
まとめ
チャットワークは「オワコン」と言われることがありますが、実際には中小企業を中心に、いまも広く使われている現役のサービスです。
累計14個の上限撤廃のように、時代遅れの根拠とされる情報には、すでに古くなったものも混ざっています。
一方で、「会話が埋もれる・流れる」という不満が実在するのも事実です。
この不満の正体はスレッド機能の不在にあり、乗り換えなくてもChrome拡張でスレッド表示を後付けすれば、多くは解消できます。
やめる判断をする前に、まずは今の環境を快適に整える選択肢から試してみてください。
「あの件どうなった?」を、今日で終わりに。
スレッドワークは、Chatworkにスレッド表示とチャンネルを追加するChrome拡張機能です。
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