「チャットワーク(Chatwork)が使いにくい、料金も上がった。そろそろ別のツールに乗り換えようか」と考えていませんか。
代替となるビジネスチャットは複数あり、それぞれ得意分野が違います。
ただ、乗り換えはコストも大きく、代替を探す理由によっては乗り換えないほうが良いこともあります。
この記事では、チャットワークの主な代替ツールを用途別に比較し、選び方・移行の注意点まで解説します。
あわせて「乗り換えずに不満を解消する」という選択肢も紹介します。
結論を先にお伝えすると、料金や根本的な機能が理由なら乗り換えの価値があります。
一方、「スレッドがない・埋もれる」が理由なら、乗り換えより先に試したい方法があります。
- ・話題ごとにスレッド返信で会話を整理
- ・テーマや目的毎にチャンネル作成
- ・未導入の相手にもチャットはそのまま届く
チャットワークの代替を探す主な理由
まず、なぜ代替を探すのかを整理しておきましょう。理由がはっきりすると、乗り換えるべきか、別の方法で解決できるかが判断しやすくなります。

- スレッドがなく会話が流れて埋もれる
- 料金・無料プランの制限が合わない
- 機能やUIが自社のやり方に合わない
スレッドがなく会話が流れて埋もれる
もっとも多い理由がこれです。チャットワークは1本のタイムラインに全メッセージが流れる設計で、SlackやTeamsのようなスレッド表示がありません。
複数の案件が同時に進むと会話が混ざり、重要な連絡が埋もれてしまいます。「あの件どうなった?」の確認が増えているなら、整理の仕組みが足りていないサインです。
料金・無料プランの制限が合わない
料金や無料プランの制限を理由に代替を探す人も多くいます。
過去には料金改定(値上げ)や無料プランの条件変更があり、「改悪では」と感じてコスト面の見直しにつながるケースもあります。
とくに無料プランで使い続けたい場合は、過去メッセージの閲覧制限(直近40日以内に投稿されたものまで)や、組織外コンタクト数の上限が課題になりがちです。
なお、以前あった参加グループ数の上限(累計14個)は2022年9月に撤廃されています。
機能やUIが自社のやり方に合わない
タスク管理や検索、画面の見やすさなど、機能やUIへの不満から乗り換えを検討するケースもあります。
多機能なツールを求める人ほど、シンプルなチャットワークに物足りなさを感じます。
ただし、見た目や一部の機能不足は、後述するChrome拡張でも補えます。
乗り換えの前に、その不満が本当に乗り換えでしか解決しないかを見きわめることが大切です。
チャットワークの代替ツールの選び方(比較のポイント)
代替ツールは数が多く、やみくもに比べても決められません。次の4つのポイントで候補を絞り込みましょう。
- いまの不満・課題が解消できるか
- 料金・無料枠が見合うか
- 規模・社外連携・使いやすさが合うか
- 移行コストに見合うか
いまの不満・課題が解消できるか
最初に「何を解決したいのか」を言葉にします。スレッドが欲しいのか、料金を下げたいのか、タスク管理を強化したいのかで、選ぶべきツールは変わります。
目的が曖昧なまま乗り換えると、新しいツールでも同じ不満を抱えがちです。まず課題を1つに絞るのが、失敗しない第一歩です。
料金・無料枠が見合うか
料金体系と無料枠を確認します。人数・履歴・機能に制限がかかることが多いため、自社の使い方で必要な範囲が無料で足りるかを見ます。
無料プランの条件は各社とも変わりやすいので、導入前に必ず公式サイトで最新の料金をご確認ください。
規模・社外連携・使いやすさが合うか
チームの規模、社外とのやり取りの多さ、メンバーのITへの慣れも重要です。現場中心なら簡単なもの、IT部門中心なら多機能なもの、と相性が分かれます。
とくに社外との連絡が多い場合は、取引先も使いやすいか、招待のしやすさもチェックしましょう。
移行コストに見合うか
見落としがちなのが移行コストです。全員のアカウント発行・データ移行・操作教育、そして取引先への連絡手段の変更まで含めて考える必要があります。
得られるメリットが、この移行コストを上回るか。上回らないなら、乗り換え以外の方法も検討する価値があります。
チャットワークの代替ツールおすすめ5選【用途別】
ここでは主要な代替ツール5選を用途別に紹介します。「誰と・何のために使うか」で候補を絞ってください。

| ツール | 特徴 | スレッド | 向いている用途 |
|---|---|---|---|
| チャットワーク(基準) | シンプルで社外にも強い | なし | 幅広い業種・社外連絡 |
| Slack | スレッド・外部連携が豊富 | あり | IT・開発チーム |
| Microsoft Teams | Office365と統合 | あり | 大企業・Microsoft中心 |
| LINE WORKS | LINE感覚・社外に強い | あり | 現場・非IT・取引先連絡 |
| Google Chat | Google Workspaceに付属 | あり | Google併用の組織 |
| Stock | 情報・タスクを残して一元管理 | なし(情報整理型) | 情報共有・記録重視 |
※各ツールの料金・機能は変更されることがあります。最新の情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
Slack|スレッドと外部連携に強い
Slackはスレッド機能と豊富な外部連携が強みのビジネスチャットです。話題ごとに会話を折りたためるため、複数案件の同時進行に向いています。
多くの外部サービスと連携でき、エンジニアやIT部門が多いチームで人気です。一方、機能が多く、使いこなすまでに学習が必要な面もあります。
Microsoft Teams|Office365と統合
Teamsは、WordやExcel、Web会議などMicrosoft 365のツールと一体で使えるのが最大の特徴です。
すでにMicrosoft中心の環境なら、追加コストを抑えて導入できます。
大企業や、会議・資料共有をまとめて行いたい組織に向いています。反面、機能が多くシンプルさではチャットワークに劣ります。
LINE WORKS|LINE感覚で社外にも強い
LINE WORKSは、普段使っているLINEに近い操作感で使えるビジネスチャットです。ITが得意でない現場でも導入しやすいのが魅力です。
社外の相手ともつながりやすく、掲示板やアンケートなどの機能も備えています。取引先や現場スタッフとのやり取りが多い会社に向いています。
Google Chat|Google Workspace併用に
Google Chatは、Google Workspace(旧G Suite)に付属するチャット機能です。
GmailやGoogleカレンダー、ドライブとの連携がスムーズです。
すでにGoogle Workspaceを契約しているなら、追加費用なく使い始められます。単体のチャットツールとしての機能は、専用ツールに比べると控えめです。
Stock|情報を残して整理できる
Stockは、メッセージだけでなく情報・ファイル・タスクを「ノート」として残し、一元管理できるツールです。
流れて消えるチャットと違い、必要な情報を後から探しやすいのが特徴です。
ITが得意でないチームでも迷わず使えるシンプルさで、記録や情報共有を重視する現場に向いています。「情報が流れない」点が、チャットワークの弱点を補います。
なお、コミュニティ的に使うなら「Discord」など、さらに用途特化のツールもあります。
社外との標準的なビジネス連絡がメインなら、まずは前述の主要ツールから比べるのが無難です。
無料で使えるチャットワークの代替は?
「無料で使える代替」を探している人も多いはずです。今回紹介したツールの多くには無料プランがありますが、無料の範囲には注意が必要です。
無料プランは、参加人数・過去メッセージの閲覧・機能などに制限がかかるのが一般的です。
たとえば無料版の人数上限が変更されるなど、条件は各社とも見直されることがあります。
チェックしたいのは、主に次の3点です。無料の範囲だけで日々の業務が回るかを、この観点で確かめておきましょう。
- 同時に使える人数・グループ数の上限
- 過去メッセージをどこまでさかのぼって読めるか
- 使いたい機能(通話・タスク・連携など)が無料で使えるか
「無料だから」だけで選ぶと、あとで制限に当たって結局有料化、ということも起こります。
無料枠で自社の使い方が本当に足りるかを、導入前に必ず確認しておきましょう。
乗り換える前に:不満はChrome拡張で解決できるかも
ここまで代替ツールを見てきましたが、代替を探す理由の多くは「スレッドがない・埋もれる・流れる」です。
実はこの不満、乗り換えなくてもChrome拡張で解決できます。

チャットワークにスレッド表示を追加するChrome拡張を使えば、会話を話題ごとに分けて表示できます。
混在・埋もれ・流れるといった最大の不満を、いまの環境のまま解消できます。
スレッドワーク|クレカ不要で無料登録・スレッド表示&チャンネル追加の拡張機能

スレッドワークはChatworkにスレッド機能とチャンネル作成ができるChrome拡張機能です。普段の画面のままで、メッセージごとのスレッド返信・チャンネル作成が使え、ChattGPTやClaudeなどの生成AIと連携できます。
- 流れる会話をスレッドスレッド表示・返信(Slackと同じ感覚で使える)
- テーマ・話題ごとにチャンネル作成で会話を整理
- 相手が未導入でも使える ※中核特許技術
- ChatGPTなどの生成AIと連携で要約・チャットボットで自動化
Chatworkの「流れる・埋もれる・遡れない」という3つの問題を、ルーム構成を変えずに解決することを目的に開発しています。導入から利用開始まで最短1分で使えるようになります。
- Google登録・Chatworkアカウントと連携する
- 普段のChatwork画面でスレッド返信・チャンネル作成
- AI連携で会話を要約・チャット内をAI検索・ボット作成
クレジットカード登録不要・14日間の無料トライアル付きでご利用いただけます。Chromeウェブストアで公開中で、登録後すぐにお試しいただけます。
見た目が気になるならダークモードや配色の拡張、入力を楽にしたいなら入力補助の拡張もあります。UIや機能の不満も、乗り換えずに拡張で補えることが多いのです。
おすすめは別記事の「チャットワークのChrome拡張機能おすすめ」で紹介しています。
乗り換えと拡張の追加を比べると、かかる手間の差は歴然です。
| 観点 | ツール乗り換え(Slack等) | Chrome拡張の追加 |
|---|---|---|
| 移行作業 | 全メンバーのアカウント発行・データ移行 | 各自がChromeに追加するだけ |
| 教育コスト | 新ツールの操作教育が必要 | チャットワークの操作はそのまま |
| 取引先への影響 | 連絡手段の変更調整が必要 | 影響なし(相手は未導入でもOK) |
| 過去のやり取り | 原則引き継げない | そのまま残る |
まずは拡張で「スレッドがない・埋もれる」を解消し、それでも料金や機能が自社に合わなければ乗り換えを検討する。この順番が、手戻りの少ない進め方です。
代替ツールへ移行するときの注意点
乗り換えを決めた場合も、進め方を誤ると混乱します。移行の際は、次の点に注意しましょう。
過去のデータ・履歴の扱いを決める
チャットツールを乗り換えると、過去のメッセージやファイルは原則そのままでは引き継げません。
必要な情報の保存方法や、いつから新ツールに切り替えるかを事前に決めておきます。
重要なやり取りは、乗り換え前に別の形で残しておくと安心です。
取引先への影響と二重運用を避ける
チャットワークは取引先との連絡に使われていることが多いツールです。
自社だけ乗り換えても、取引先がチャットワークのままなら、結局は両方を使い続けることになります。
「社内は新ツール、社外はチャットワーク」という二重運用は、情報の分断や確認漏れをかえって増やします。社外連絡の扱いを含めて、移行計画を立てましょう。
無料体験でメンバーの反応を確かめる
本格導入の前に、無料プランやトライアルで小さく試すのがおすすめです。実際に使うメンバーの操作感や、現場での使いやすさを確かめてから広げます。
管理者だけで判断せず、現場の声を拾うことが、乗り換え後の定着につながります。
チャットワークの代替に関するよくある質問
LINE WORKSとチャットワークの違いは?
LINE WORKSはLINEに近い操作感で、掲示板やアンケートなどの機能を持つのが特徴です。
チャットワークはタスク管理を含むシンプルな設計で、社外との連絡にも広く使われています。
現場中心ならLINE WORKS、幅広い業務連絡ならチャットワーク、という傾向があります。
一番おすすめの代替ツールはどれ?
用途によります。IT・開発中心ならSlack、Microsoft環境ならTeams、現場・社外中心ならLINE WORKSが有力です。
ただし不満が「スレッド・埋もれ」なら、乗り換えずChrome拡張で解決する方が低コストです。
無料で使えるチャットワークの代替はある?
多くのツールに無料プランがありますが、人数や履歴、機能に制限があります。無料の範囲で自社の使い方が足りるかを、導入前に公式サイトで確認しましょう。
一番安全(セキュリティが高い)なチャットは?
主要なビジネスチャットは、いずれも暗号化やアクセス管理などのセキュリティ対策を備えています。
安全性は「個人向けSNSを業務に使わないこと」がまず重要で、法人向けツールであれば、あとは自社の管理ルールと運用が鍵になります。
乗り換えは本当に必要?
料金や根本的な機能が理由なら乗り換えの価値があります。一方、スレッドや整理のしにくさが理由なら、まずはChrome拡張での解決を試すのがおすすめです。
まとめ:代替を探す前に「乗り換えない選択肢」も比べる
最後に、この記事の要点を整理します。
- 代替を探す主な理由は、スレッドがない・料金・UI/機能
- 選び方は「課題が解消できるか・料金・規模や社外連携・移行コスト」の4点
- 主要な代替はSlack・Teams・LINE WORKS・Google Chat・Stockの5つ(用途で選ぶ)
- スレッド・埋もれが理由なら、乗り換えずChrome拡張で解決する方が低コスト
スレッドワークは、チャットワークにスレッド機能とチャンネルを追加するChrome拡張として公開を準備しています。
「乗り換えるほどではないが、この不満は解消したい」という方は、ぜひ無料登録してお試しください。
「あの件どうなった?」を、今日で終わりに。
スレッドワークは、Chatworkにスレッド表示とチャンネルを追加するChrome拡張機能です。
Chromeウェブストアで公開中。14日間、すべての機能を無料でお試しいただけます。
クレジット不要/最短1分で開始
※「Chatwork」は株式会社kubellの登録商標です。「Slack」「Microsoft Teams」「LINE WORKS」「Google Chat」「Discord」等は各社の商標または登録商標です。本記事内の記載は各サービスを指すための表記であり、各社との提携・承認関係を示すものではありません。料金・仕様は2026年7月時点の一般的な情報で、最新は各公式サイトをご確認ください。







