「ラインワークス(LINE WORKS)を使っているけれど、そろそろ別のツールに乗り換えたい」と感じていませんか。
話題が混ざって流れてしまう、既読表示がストレス、無料プランの制限がきついなど、乗り換えを考える理由は人それぞれです。
実は、どの代替ツールが合うかは「なぜ乗り換えたいのか」によって大きく変わります。
この記事では、ラインワークスの代替ツールおすすめ5選を比較表で紹介し、乗り換え理由別の選び方と移行時の注意点まで解説します。
- ・話題ごとにスレッド返信で会話を整理
- ・テーマや目的毎にチャンネル作成
- ・未導入の相手にもチャットはそのまま届く
ラインワークスから代替ツールへ乗り換える主な理由

まずは、ラインワークスからの乗り換えを検討する理由を整理しましょう。代表的なのは次の4つです。
- スレッド機能がなく話題が混ざる・流れる
- 既読表示や「見られている感」のストレス
- 無料プランの制限と有料化のコスト
- チャット以外の機能や外部連携の物足りなさ
スレッド機能がなく話題が混ざる・流れる
乗り換え理由として最も多く挙がるのが、話題の整理に関する不満です。
LINE WORKSのトークルームには、SlackやTeamsのようなスレッド機能がありません。複数の案件や話題が1本のトークに時系列で流れ込みます。
リプライ(引用返信)はあるものの、会話を話題ごとに分ける仕組みではないため、大事な連絡が雑談や別案件に押し流されがちです。
メンバーや案件が増えるほど深刻になる構造的な問題なので、ツール側の仕組みで解決するのが近道です。
「あの見積もりの返事はどこだっけ」と過去ログをさかのぼる時間は、チーム全体で見ると大きなロスになります。
既読表示や「見られている感」がストレスになる
LINE WORKSは既読表示があり、複数人トークでは誰が読んだかまで確認できます(管理者設定による)。
伝達確認には便利な一方、「読んだのに返していない」ことが可視化されるため、心理的なプレッシャーを感じる人も少なくありません。
また、有料プランでは管理者がトーク内容をモニタリングできる仕組みもあり、監視されている感覚が負担になるケースもあります。
「既読を付けたくないから開かない」という本末転倒な行動が生まれると、かえって伝達は遅れてしまいます。
無料プランの制限と有料化のコスト
LINE WORKSの無料プランは30人まで・共有ストレージ5GBという制限があります。2023年の仕様変更で、上限は100人から30人に縮小されました。
人数が上限を超えると有料プラン(スタンダード年契約450円/月・税抜)への移行が必要です。
また、無料プランは複数人通話が最大4人・60分まで、監査ログの確認も直近2週間までと、管理面の制限もあります。
「このまま課金するなら、他のツールも含めて選び直したい」というタイミングが、乗り換え検討のきっかけになりやすいのです。
チャット以外の機能や外部連携が物足りない
LINE WORKSは掲示板やカレンダーなどを備えていますが、外部ツールとの連携の柔軟さでは専用チャットツールに一歩譲ります。
タスク管理ツールや開発ツールと連携した自動通知、文書の共同編集など、チャットを業務の中心に据えたい場合に物足りなさが出てきます。
この場合は、連携やドキュメント機能に強いツールへの乗り換えが有力な選択肢です。営業管理や勤怠などのSaaSとつなぎたい場合も、連携の柔軟さで差が出ます。
ラインワークスの代替ツールおすすめ5選【比較表付き】

ここからは、ラインワークスの代替としておすすめのビジネスチャット5選を紹介します。まずは比較表で全体像を確認してください。
| ツール | 無料プラン | 有料プラン(月額/人) | スレッド機能 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Chatwork | 100人まで(閲覧は直近40日) | 700円〜 | なし(拡張機能で追加可) | タスク管理・社外連絡に強い |
| Slack | メッセージ履歴90日 | 925円〜 | あり | 話題整理・外部連携の定番 |
| Microsoft Teams | 無料版あり | 599円〜 | あり(チャネル投稿) | Microsoft 365と一体 |
| Google Chat | 個人アカウントで利用可 | 800円〜(Workspace) | あり(スペース) | Gmail・カレンダーと一体 |
| Lark | 20人まで | 1,420円〜 | あり | 文書・会議までオールインワン |
※有料プランは年契約時の1ユーザーあたり月額(原則税抜)。2026年8月時点の各社公式サイトの情報です。
Chatwork|社外連絡とタスク管理に強い国産チャット
チャットワーク(Chatwork)は、株式会社kubellが提供する国産ビジネスチャットです。シンプルな画面で、ITが苦手な人でも使いやすいのが特徴です。
メッセージを担当者・期限付きのタスクに変換でき、依頼の抜け漏れを防げます。IDやメールアドレスで社外の相手ともすぐつながれます。
LINE WORKSと同じくスレッド機能は標準にはありませんが、Chrome拡張機能で追加できます。くわしくは記事の後半で紹介します。
既読表示がないため、既読ストレスからも解放されます。無料プランは100人まで使え、30人の壁で有料化を迫られたチームの受け皿にもなります。
- 料金:無料〜、ビジネスプラン月700円(年契約・税抜)
- 強み:タスク管理・社外コンタクト・シンプルな操作
- 向いているチーム:取引先とのやり取りが多い中小企業・士業
Slack|スレッドで話題を整理できる定番ツール
Slack(スラック)は、世界的に使われているビジネスチャットです。チャンネルとスレッドで会話を整理する設計が最大の特徴です。
話題ごとにスレッドを立てて返信できるため、「話が混ざる・流れる」というLINE WORKSの不満を根本から解消できます。
外部アプリとの連携も豊富で、通知の集約や自動化にも強い一方、独特の用語や操作に慣れるまでの教育コストは見込んでおきましょう。
無料プランはメッセージ履歴の閲覧が直近90日分に限られるため、本格運用は有料プランが前提になります。
- 料金:無料〜(履歴90日)、プロプラン月925円(年払い)
- 強み:スレッド・チャンネルによる話題整理、外部連携
- 向いているチーム:IT企業・プロジェクト単位で動くチーム
Microsoft Teams|Microsoft 365と一体で使える
Microsoft Teams(チームズ)は、Microsoft製のコラボレーションツールです。WordやExcel、Outlookとの連携が強みです。
チャネルへの投稿はスレッド型で、話題ごとに返信がぶら下がる構造です。ビデオ会議や資料の共同編集まで1つのツールで完結します。
すでにMicrosoft 365を契約している会社なら、プランによっては追加コストなしで使い始められるのも魅力です。
一方で多機能なぶん画面構成が複雑で、チャット専用ツールと比べると操作に戸惑うという声もあります。
- 料金:Teams Essentials月599円(年払い・税抜)〜、無料版あり
- 強み:Office製品との連携・Web会議・大企業での実績
- 向いているチーム:Microsoft 365導入済みの会社・会議が多い組織
Google Chat|Google Workspaceに含まれるスペース機能
Google Chat(グーグルチャット)は、Googleのチャットツールです。GmailやGoogleカレンダー、Googleドライブと一体で使えます。
「スペース」と呼ばれるグループでテーマごとに会話を分けられ、スレッド形式の返信にも対応しています。
個人の無料Googleアカウントでも利用でき、Gmail中心で仕事をしている会社なら導入の手間がほとんどありません。
一方、単体のチャットツールとしての機能はシンプルで、タスク管理などは他のGoogleサービスとの組み合わせが前提です。
- 料金:個人アカウントは無料、Google Workspace Business Starter月800円(年契約)〜
- 強み:Gmail・カレンダー・ドライブとの一体運用
- 向いているチーム:Google Workspace利用中・コストを抑えたい会社
Lark|チャットと文書・会議をひとつにまとめたい場合
Lark(ラーク)は、チャット・文書作成・表計算・ビデオ会議・メールを1つにまとめたオールインワン型のツールです。
チャットにはスレッド形式の返信があり、リアルタイム翻訳など多言語チーム向けの機能も充実しています。
無料プランは20人まで使えます。多機能なぶん覚えることも多いため、ツールを集約したい意欲のあるチーム向けです。
日本語のサポートやテンプレートも整っており、飲食・小売など多店舗ビジネスの導入事例も公開されています。
- 料金:無料〜(20人・100GB)、Proプラン月1,420円〜
- 強み:文書・会議・メールまでのオールインワン、翻訳機能
- 向いているチーム:ツールを1つに集約したい会社・多言語チーム
代替ツールの選び方・比較のポイント
5つの候補から自社に合うツールを選ぶために、次の3つのポイントで比較しましょう。
いまの不満を解消できるか(スレッド・整理・通知)
いちばん大事なのは、乗り換えの動機になった不満がそのツールで解消されるかどうかです。理由別の目安を整理しました。
| 乗り換え理由 | おすすめの選択肢 |
|---|---|
| 話題が混ざる・流れる | Slack/Chatwork+スレッド表示の拡張機能 |
| 既読表示がストレス | Chatwork(既読機能なし) |
| 無料の範囲で長く使いたい | Chatwork(100人・閲覧40日)/Google Chat |
| 機能・連携が物足りない | Microsoft Teams/Lark |
「なんとなく評判の良いツール」ではなく、不満から逆算して選ぶと乗り換えの失敗を防げます。
現場のITリテラシーと教育コストに合うか
LINE WORKSは「LINEと同じ操作感」が強みだったぶん、乗り換え先では操作の学び直しが発生します。
SlackやLarkは高機能な反面、用語や画面構成に慣れるまで時間がかかります。現場スタッフが多い場合は、シンプルなChatworkが移行しやすい選択です。
導入前に「誰が一番ITが苦手か」を思い浮かべて、その人が使えるかどうかで判断するのがおすすめです。
無料プランで試してから移行できるか
今回紹介した5ツールは、いずれも無料プランや無料版から試せます。
いきなり全社で切り替えるのではなく、まず1部署・1チームで2週間ほど使ってみて、現場の反応を確かめましょう。
無料期間中に「いまの不満が実際に解消されたか」を確認できれば、本格移行の社内説得もしやすくなります。
試用の際は、実際の案件を1つ新ツールに載せてみるのがポイントです。ダミー運用では不満が解消できたか判断できません。
迷ったらChatworkかSlackの2択で考える
5つを比べても決めきれない場合は、ChatworkかSlackの2択に絞るのが現実的です。どちらも導入実績が豊富で、無料から試せます。
現場のITリテラシーに不安があるならChatwork、エンジニアやPC中心のチームならSlackという分け方が目安です。
Chatworkを選んだ場合のスレッド問題は、後半で紹介する拡張機能でカバーできます。
乗り換え・移行時の注意点

乗り換え先が決まったら、移行時のつまずきを防ぐために次の3点に注意してください。移行前のチェックリストは次のとおりです。
- 残すべきトーク履歴・ファイルの保存
- 取引先・顧客への切り替え案内
- 並行運用の期間と終了日の設定
- チャンネル・グループの設計
- 通知・メンションのルール決め
トーク履歴は原則そのまま移行できない
LINE WORKSのトーク履歴を、代替ツールへそのまま取り込む公式機能はありません。
残しておきたい業務記録や取り決めは、移行前にテキストやファイルとして保存しておきましょう。
無料プランでは管理者による監査ログのダウンロードもできないため、必要な情報の洗い出しは早めに始めるのが安全です。
とくに顧客との取り決めや金額のやり取りは、後から必要になりがちです。日付とセットでドキュメントにまとめておくと安心です。
並行運用の期間を設けて段階的に切り替える
ある日突然「明日から新ツールで」と切り替えると、連絡の見落としや混乱が必ず起こります。
2〜4週間ほどの並行運用期間を設け、「新しい連絡は新ツール、過去の確認は旧ツール」とルールを決めて段階的に移行しましょう。
取引先や顧客とのやり取りが絡む場合は、相手側への案内と切り替え日の調整も忘れずに行います。
切り替えが完了したら、LINE WORKS側のトークルームに移行済みの案内を残しておくと誤送信の防止になります。
通知・運用ルールを移行と同時に見直す
ツールを替えても、運用が同じままでは「話題が混ざる」「通知が多すぎる」といった不満は再発します。
チャンネルやグループの分け方、メンションの使い方、勤務時間外の通知方針などを、移行のタイミングでセットで決めておきましょう。
メッセージが流れる問題への運用面の対策は、チャットワークでメッセージが流れる原因と対策の記事も参考になります。
「LINEの手軽さ」を残したいならチャットワーク+スレッド表示という選択肢

「Slackは高機能すぎて現場が使いこなせない。でも話題が混ざる問題は解決したい」という場合におすすめなのが、チャットワークと拡張機能の組み合わせです。
チャットワークはシンプルで覚えることが少なく、LINE WORKSからの移行でも現場の負担が小さいツールです。
そこにChrome拡張機能「スレッドワーク」を組み合わせると、Chatworkの画面にSlackのようなスレッド表示とチャンネルを追加できます。
「話題が混ざる・流れる」というLINE WORKS時代の不満を、シンプルさを保ったままピンポイントで解消できる組み合わせです。
グループチャットをチャンネルとして整理し、話題ごとにスレッドで会話できるため、重要な連絡を探し回る時間を減らせます。
スレッドワークはChatwork公式ではないサードパーティ製のChrome拡張です。Chatwork専用のため、LINE WORKS上では利用できません。
スレッドワーク|クレカ不要で無料登録・スレッド表示&チャンネル追加の拡張機能

スレッドワークはChatworkにスレッド機能とチャンネル作成ができるChrome拡張機能です。普段の画面のままで、メッセージごとのスレッド返信・チャンネル作成が使え、ChattGPTやClaudeなどの生成AIと連携できます。
- 流れる会話をスレッドスレッド表示・返信(Slackと同じ感覚で使える)
- テーマ・話題ごとにチャンネル作成で会話を整理
- 相手が未導入でも使える ※中核特許技術
- ChatGPTなどの生成AIと連携で要約・チャットボットで自動化
Chatworkの「流れる・埋もれる・遡れない」という3つの問題を、ルーム構成を変えずに解決することを目的に開発しています。導入から利用開始まで最短1分で使えるようになります。
- Google登録・Chatworkアカウントと連携する
- 普段のChatwork画面でスレッド返信・チャンネル作成
- AI連携で会話を要約・チャット内をAI検索・ボット作成
クレジットカード登録不要・14日間の無料トライアル付きでご利用いただけます。Chromeウェブストアで公開中で、登録後すぐにお試しいただけます。
スレッド機能の考え方やほかの拡張アプリは、チャットワークにスレッド機能はある?表示のやり方と拡張アプリ3選でくわしく解説しています。
Chatworkの拡張機能全般は、チャットワークChrome拡張機能アプリおすすめ10選にまとめています。
ラインワークスの代替に関するよくある質問
ラインワークスからの乗り換えについて、よくある質問をまとめました。
ラインワークスの代わりに無料で使えるツールはありますか
あります。チャットワークは無料プランで100人まで、Larkは20人まで利用できます。Google Chatは個人の無料Googleアカウントでも使えます。ただし、チャットワークはメッセージ閲覧が直近40日以内、Slackは履歴90日など、無料プランには制限があるため、用途に合うか事前に確認しましょう。
ラインワークスからチャットワークに乗り換えるとLINEとの連絡はどうなりますか
チャットワークには、顧客のLINEと直接つながる機能はありません。顧客とのLINE連絡が必須の業態では、LINE公式アカウントを別途運用するか、顧客対応のみLINE WORKSを残して社内連絡をチャットワークに移す、といった使い分けが現実的です。移行前に連絡経路を整理しておきましょう。
トーク履歴やデータは移行できますか
トーク履歴を代替ツールにそのまま取り込む公式機能はありません。残したい記録は、移行前にテキスト保存やファイルのダウンロードで手元に確保しておく必要があります。無料プランは管理者による監査ログのダウンロードにも対応していないため、早めの準備がおすすめです。
ラインワークスの競合にはどんなツールがありますか
代表的な競合は、本記事で紹介したChatwork・Slack・Microsoft Teams・Google Chat・Larkの5つです。国産でシンプルなChatwork、話題整理に強いSlack、Officeと一体のTeamsなど、それぞれ得意分野が異なります。自社の不満と照らし合わせて選びましょう。
乗り換えにはどのくらいの期間がかかりますか
1チームでの試用に2週間、全社の並行運用に2〜4週間ほどが目安です。あわせて1〜2か月を見込んでおくと余裕を持って移行できます。繁忙期を避けて、期末や案件の区切りに合わせて切り替えるとスムーズです。
ラインワークスと併用しながら移行できますか
可能です。むしろ2〜4週間ほどの並行運用期間を設けるのが安全な移行方法です。「新しい連絡は新ツールで」「過去のやり取りの確認は旧ツールで」とルールを決め、全員が慣れたタイミングでLINE WORKS側を停止すれば、連絡の見落としを防ぎながら切り替えられます。
まとめ|乗り換え理由に合わせて代替ツールを選ぼう
ラインワークスの代替ツールは、乗り換えたい理由から逆算して選ぶのが失敗しないコツです。
- 話題の整理が目的ならSlackかChatwork+拡張機能
- 既読ストレスの解消ならChatwork
- 既存ツールとの連携重視ならTeams・Google Chat
- ツールの集約ならLark
どのツールも無料で試せるので、まず1チームで並行運用しながら、自社に合うかを確かめてみてください。
乗り換えは、ツール選びより移行の段取りでつまずきがちです。この記事のチェックリストを使って計画的に進めましょう。
現場の使いやすさを保ちながら話題の整理を実現したい方は、チャットワークとスレッドワークの組み合わせもぜひ検討してみてください。
「あの件どうなった?」を、今日で終わりに。
スレッドワークは、Chatworkにスレッド表示とチャンネルを追加するChrome拡張機能です。
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